切ない!!!
切なさ爆発 久々にガツンと来ました( iдi )いや切ないなんてもんじゃなく、やるせなさに胸が張り裂けそうです
ノンケに恋するゲイの切なさ、ゲイの世界に踏み込むことへの葛藤や不安を描いたBLは結構ありますが、『窮鼠~』は、すんばらしくリアルなんです
しかもリアルなのはそれだけじゃない 続編でリバったときの心理とか感覚とかも超絶リアル!
リバがこんなに萌えるなんて知らなかった自分発見!!
好きなキャラはイケメン今ヶ瀬
恭一にあまりにも眩んで物語が進むにつれてネガティブまっしぐらです★
窮鼠シリーズがこんなに切ないのは全くもって彼のおかげ 泣けるほど不幸体質です
愛する人に愛されたい でも優しくされると余計切ない どうせ終わる関係だからって矛盾の中で苦しんでる今ヶ瀬が堪らなく愛しい!
病的か?ってくらい粘着質で、恭一に近づく男も女もすべてに嫉妬、恭一の発言や行動にいちいち真っ赤になって、好きだからこそ不安で不安でたまらないっって気持ちがすごく感情移入できる
恋って嬉しいとか楽しいとか幸せな事ばっかで出来ていない
不安とか好きな人が思い通りにならない怒りとか勝手な欲望だって全部含めて恋ですよね
『窮鼠~』を初めて読んだ時、すごくすごく好きになったのですが、同時に1冊で終わっている事に少し安心しました。
付合ってイチャイチャラブラブなところはモチロン読みたいのですが、この性格じゃ今ヶ瀬にとって長年の想いが実って恭一を手に入れた瞬間がきっと一番幸せなんじゃないか、恭一はフラフラしてるし、きっと続きがあるならばUn-happyEndな気がしたのです
しかーし、モバイル配信で続編の『憂鬱バタフライ』『梟』があると知って、たまらずDL☆
二人のイチャイチャが見れるし、付合ったら意外に恭一は優しいし、今ヶ瀬を思いやってる
しかもリバった時の恭一がセクシー全開
物静かでおっとりしたいつもとのギャップにうっかり萌えました
おっと!これはうまくいくんじゃないか!!と希望を持ったところで『梟』ラストで奈落に落とされました
あああああどこまで切なくさせてくれたら気が済むのか!!!
『憂鬱バタフライ』のラスト、遠ざかっていく恭一の足音を聞きながら、ドアの中でしゃがんでる後姿・・・泣き萌えます!
キスされただけで真っ赤になるくらい好きで好きでしょうがないくせに、絶対に来る終わりの不安に押しつぶされてる感がね・・・切ないよー悶絶だよー
ホント King of 不幸体質!
『俺にだけはすっごい酷いことして欲しい!とか思っちゃうの』
『理不尽なワガママ言われたり命令されたり叱られたりして 俺のことその人のものにしてほしいの』
『ボロボロになってもいいから その人の好きにされたいの』
なんてドM発言きゅんきゅんしすぎて心臓が死に掛けそう
とどめの
『おわりにしよう』
と言われたときの今ヶ瀬号泣━━━━━━━!!!初めて見せる表情にドキッとしますがやっぱ辛い!
『梟』ラストの
『貴方は俺じゃだめだし 俺も貴方じゃだめです』
『俺がどんなに「だめ」って言っても ・・・やめないで・・・・・・・・・!』
に気がついた恭一の号泣告白。 あ れ を 今ヶ瀬に言わなくちゃだめでしょうー!って思うじゃないですか
ここはまさに少女漫画によくある『本当に好きな相手の前では自分の気持ちは告白せず、周りに打ち明けて読者が超ジレンマ』状態
私の感覚だと、このすれ違いで気分を揺さぶられ落とされた後は、その気持ちとか事実を本人にどう伝えるか(伝わるか)ってのが物語の盛り上がりどころだと思うのですが、『梟』は好きだった気持ちを今ヶ瀬に言わず終わってます
え え え え え !と思ったのは、世の中にはHappyEndの話が圧倒的に多いから私の感覚はそれに慣れちゃって、この話もそうだろうと勝手に予測してただけなのですけど★
『俺がどんなに「だめ」って言っても ・・・やめないで・・・・・・・・・!』
が切なさMAXです 「ずっと別れることを覚悟してたけど、その時が来たらちゃんとオレを引き止めて」ってことなのだと思うのですが・・・恭一は別れて開放することが今ヶ瀬のためだと思ってそうしたんだと思うんですけど、分ってるんですけど泣けます!
水城せとな先生のHP見ると『最終章をいつか描ける日が来る事を…』ってあるので、続きがある!!っと期待してしまうのですが、配信未定だし(こんなに人気あるのに何故!?)もしかしたらこのまま終わってしまうのではないか?と不安が一杯
窮鼠シリーズが『梟』で終わってしまったら、どんなにやるせないか…
しかし二人が幸せだった時間は間違いなくあって、自分の幸せばっかり気にして生きてきた愛したこと無い男が自分の事より別れた恋人の幸せを願う…なんてむちゃくちゃ愛じゃないですか
狂おしいほど好きなのに『引き際』だからと、女と幸せに幸せになる人だからと、身を引いた今ヶ瀬は言わずもがな愛たっぷりだし(ネガティブ)ですが★
恋はいつか終わってしまうという無常さと、恋が終わっても相手を思う愛は残ってるじゃないかってラストで
二人とも好き同士なのに別れてしまうというのが何ともやるせないですが、漫画にありがちなご都合主義を払拭して、どうしても上手くいかない事ってあるよね的なリアルさを表現してると言えなくも無い
と、やるせない気持ちをごまかそうと必死に解釈してみましたが…
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だめだ!!やっぱり恭一&今ヶ瀬には幸せになってもらいたい!!!
早く最終章が読みたいよ!決定権を持つであろう小●館サイドに続編希望の要望出してやるー!小さい一票とはいえ、千里の道も一歩から(・∀・)ノ
ドラマCDだって買っちゃうよ!さらに人気が上がるが良いわ!!そうして小●館がコミックス発売せざるをえなくなる位の状況に陥ると良いわ!!
とりあえず、久々に涙ぐみました・・・注文したドラマCDが届くのが楽しみです(*T∇T*)
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